職務経歴書の書き方
職務要約・職務経歴・自己PRの作り方
公開日:2026年8月8日
職務経歴書は中途採用でほぼ必須の書類です。履歴書が「基本情報の確認書」だとすれば、職務経歴書は「あなたを採用する理由」を伝える営業資料。フォーマットは自由だからこそ、内容の設計が評価を左右します。
履歴書との違い
| 履歴書 | 職務経歴書 | |
|---|---|---|
| 目的 | 氏名・学歴など基本情報の確認 | スキル・実績をアピール |
| 形式 | JIS規格に近い定型フォーマット | 自由(A4 1〜2枚が目安) |
| 写真 | 必須 | 不要(貼らないのが一般的) |
| 重点 | 「何をしてきたか」の事実 | 「何ができるか」の証明 |
3つのフォーマットの選び方
- 編年体式(古い順):経歴が一貫している人向け。社会人歴約10年以下の一般的な選択
- 逆編年体式(新しい順):経歴が長い人・直近の実績が強い人向け。外資系・スキル重視の業界に有効
- キャリア式:業界・職種横断の経歴がある人向け。プロジェクト単位で整理
迷ったら「編年体式」が無難です。採用担当者が読み慣れている形式なので、情報の抜け漏れも起きにくくなります。
職務要約の作り方
書類の冒頭に来る「職務要約」は、採用担当が最初の数秒で読む最重要パートです。3〜5行で、キャリア全体を要約します。
- 業種・職種・年数(例:「食品メーカーにて法人営業職に5年間従事」)
- 担当範囲(人数・エリア・商品単位)
- 最大の実績(数字つき)
- 持ち味(強みを一行で)
詳細は職務経歴セクションに書くので、要約は「読みたくなるあらすじ」に留めるのがコツです。
職務経歴は「数字」で書く
会社ごとに「企業名・在籍期間・役職・担当業務・実績」をまとめます。実績は主観より客観的数字を優先しましょう。
- Before:「新規営業で成果を上げた」
- After:「新規開拓営業で月間受注額を前年比135%(チーム内2位/12名)達成」
会社の機密情報(顧客名・未公開の売上金額など)は絶対に書かないでください。「前年比◯%」のような比率表現なら安全です。
自己PRの構成
「強みの結論 → 根拠となるエピソード → 入社後どう活かすか」の3段構成が志望動機と同様に有効です。志望動機との違いを明確にするなら、志望動機は「企業への思い」、自己PRは「職務への適性」を書くと住み分けができます。